最近友人と話して思うこと
昨日友人と飲んでいる時に、はてなブログに自分の感情や考えなどを書き出していると言いながらブログを共有してくれた。
友人との会話から壮絶な過去や精神疾患歴などの話を伺っていたので、ブログの内容はなんとなく想像できたが、すごく重く深い内容だった。
酔っている状態を実感していたので、この内は深堀せずにアウトプットしているんだ、自分もいろんな感情を書き出そうかなとか、そんな感じで会話をクロージングした
記憶だ。
その日は22時くらいまで秋葉原で飲んでから、職場の近くのネカフェへ泊まった。
シャワーを浴びた影響か少し酔が覚め、友人のブログを思い出してLINEを開き、
URLをタップした。
1つ記事を読み終えた時点ですごい衝撃を受け、気がついたらすべての記事を
読み終えていた。
死生観に関する話、反出生主義の考え方、人間の愚かさ、現代社会の生きづらさ等、
すごく共感できる内容だった。
友人に対して、自分の知りうる中で誰よりも生死と向き合っていると思い、
苦悩に対して逃げ出さずに向き合いつ続け、絶望しながらも新しい可能性を見出しながら生きる姿に感動し、強さや美しさを感じた。
それと同時に自分は友人と信頼関係を築けたことに、誇りに思えた。
2020年に人生を諦めず生きる選択を取ったことに対し、自分は負い目を
感じていた。
去年の秋葉原での出会いで、少しずつ生きる選択をしたことに肯定できている。
まだ自分を好きなることができないが、少し変化の兆しを感じる。
友人のブログを見て適応障害の時に読んだエーミールシオランの本を思い出した。
この本を読んで思ったことが、絶望は狂った現代社会を生きるライフハックだと感じた。
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